「ベルセルク」8話感想。やっぱりそうなるか…
どうも。ヒャルキィです。
「ベルセルク」8話「魔窟の再会」
この内容はネタバレです。未見の方は注意してください。
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前回は、洞窟の中でようやくキャスカと再会できたガッツ、
というようなところで終わっていましたが、今回は…。
【8話の内容】
≪魔窟からの脱出≫
キャスカたちと合流したガッツは、まずは脱出することを考えた。
イシドロが奥に抜け道があることを進言する。
一方、聖鉄鎖騎士団では、突如現れた「黒い剣士」も捕縛するべきではないか、
という論調が、セルピコやアザンを中心に高まるが、
例のあの件が影響してか、ファルネーゼは、
魔物もろとも黒い剣士もせん滅しろ、という命令を下すのだった。
そして、脱出口に向かっていく、ガッツたちだったが、
そこへ立ちふさがったのは、山羊の皮を被った魔物。
ガッツに襲い掛かって来たが、相当なパワーがあるようで、
ガッツは吹っ飛ばされてしまう。
これは時間がかかる、と判断したガッツは、
イシドロに、キャスカを連れて先に脱出しろ、
といい、イシドロたちは戦線離脱した。
山羊の魔物の動きがかなり速い。
ボウガンで応戦していたガッツだったが、ラチがあかなかったので、
「炸裂弾」を使ったガッツ。
爆発を受け、動きが止まった一瞬を狙って「ドラゴン殺し」で首を刎ねたのだった。
そして、闇から覗く謎の目。
そのころ、聖鉄鎖騎士団は乱戦に巻き込まれていた。
アザンから、大将が最前線にいるべきではない、と言われ、
兵士たちに強制的に後方へ下げられてしまった、ファルネーゼは、
セルピコを探すが近くにはいないようだった。
≪洞窟から出たガッツ≫
洞窟から抜け出た先は、日暮れ前の崖の上。
だが、そこに待ち構えていたのは、セルピコ。
ガッツは問答無用でセルピコに、ボウガンと、炸裂弾をお見舞いする。
これで、お陀仏か?と思われたが、そこは優秀なセルピコ。
どうやって、爆発を避けたのかが分からないが、
一気にガッツとの距離を詰め、ガッツに反撃したのだった。
一方、イシドロたちは先に進んでいたが、そこから先に続く道が途切れていた。
辺りを見回してみると、ロープが張られていた。
私は降りられない、と渋る、ニーナ。
≪ガッツ対セルピコ≫
セルピコと戦闘状態に入った、ガッツだったが、足場は狭くて側面は崖。
ガッツは、セルピコの突きを巧みにかわすが、剣を抜く隙が無い。
自分は本来、抜かせない主義、
といい攻撃の手を緩めないセルピコ。
狭い足場と、1対1の戦闘はセルピコにとって好都合。
大剣で大人数を一瞬で輪切りにされては戦意喪失も甚だしい、と、
セルピコはガッツの戦いかたの本質を理解していた。
なおも、セルピコによる攻撃で剣を抜く隙が無いガッツ。
「あなたは、ファルネーゼ様にとって刺激が強すぎます。
消えていただく」
≪ガッツ、なおもピンチ≫
セルピコの攻勢はとどまることを知らず、ガッツは押され続ける。
真正面から照り付ける西日、狭く不安定な足場、巨体に重装備、
岩壁に封じられた利き手、の点が、ガッツにとって不利な要素だった。
駆け引きだけじゃなく、変幻自在で軌道が読めない太刀筋に、
ガッツは、セルピコをとんでもない使い手と認識する。
だが、こんなところで油を売っているヒマはない、と思ったガッツは、
セルピコの剣をつかむのだった。
このまま、剣を引き抜けばガッツの指を落とせる、と思ったが、びくともしない。
ガッツ曰く「俺の手の皮は分厚い」
そして、剣をへし折られたセルピコ。
続けざまにボウガンで攻撃するガッツ。
それをかわしつつも、一瞬で足場を伝ってガッツの後ろに回り込んだセルピコ。
しかも、ガッツの炸裂弾を盗んで、
逆にその炸裂弾を使い攻撃を仕掛けてきた。
ガッツは、爆発をしのいだが、その隙にセルピコは視界から消えていた。
セルピコの能力の高さに、
ホントくえねぇ、キツネみてぇな野郎だぜ、
という感想を漏らし、キャスカたちのあとを追う、ガッツ。
戦後、「ガラでもないことするもんじゃないですねぇ。
ガラにもなくムキになってますね…」、と自身を振り返る、セルピコ
≪荒れ狂うファルネーちゃん≫
聖鉄鎖騎士団の兵士は、ガッツの洞窟侵入を許し、
かつ、捕縛できなかったことで、ファルネーゼからボコ殴りにされていた。
そして、騎士団と同行していた、ヨアヒムは、何かに気づき洞窟の奥へ。
そこにいたのは、ニーナだった。
(抜け道と、洞窟の入り口はほとんど近い位置にあったのだ)
ヨアヒムの生存に驚く、ニーナ。
そして、ヨアヒムも自分を殺そうとした相手がそこにいたことで、
「あっちの岩陰に邪教徒が」と、
叫び声をあげて逃げていった。
ちょうど、イシドロはキャスカを崖下に下ろす最中だったが、
「みつかったか!」と思い、ニーナに逃げることを促す。
その時に、崖の途中まで吊り下げられていた、キャスカが、
どういうわけか自分に巻かれていた縄を解き、自ら下に降りていったのだった。
それを上から見ていた、イシドロは、これはヤバい、
キャスカが捕まったらガッツに恩を着せられない、
とばかりに、決死のダイブをするも、
手に付けていたロープに体が絡まり宙吊りになってしまう。
≪そして、捕らえられたキャスカ≫
兵士からの状況報告で、結局、ガッツを殺すことも、
捕らえることができなかったと分かった、ファルネーゼは苛立つも、
兵士に捕らえられた邪教徒の中に、キャスカがいることに目を止めた、ファルネーゼ。
ようやく、イシドロのところにたどり着いた、ガッツは、
イシドロの不首尾に対して怒りを露わにするも、その場はあきらめたようだ。
崖の上から、撤退していく聖鉄鎖騎士団を見守る、ガッツ。
キャスカはその馬上にいた。
≪そして、夜≫
貧民窟に戻ったガッツは、ルカ、イシドロと共に、
アルビオン修道院へと向かうのだった。
私たちが戻らなかったら、追手がかかるから、
この場所を引き払って逃げろ、といって去って行った、ルカ。
ルカはお人よし過ぎる。やることがまったく理解できない、と娼婦たち。
≪修道院では≫
キャスカは、ニーナと同じ部屋に閉じ込められていた。
ここから早く抜け出さないと大変なことになる、
あなたの魔術でここから抜け出せないかな。
そして、あなたと出会ってから、ろくなことがない、という、自分勝手なニーナ。
そこへ、拷問執行人が現れた。
どっちか1人出ろ、と言われたがどちらも出ようとしない。
そこで、キャスカを連れていこうとした執行人。
自分の仲間が連れて行かれそうになっても
かばうことをしない、
そんなヤツは俺は大嫌いだ、といい、
キャスカを連れていくのをやめて、ニーナを連れて行ったのだった。
≪ニーナの胸中は≫
病に冒されて死が近いかもしれないというときにまで、
何もわからないキャスカを犠牲にしてまで助かろうとしていた、
自分の存在に恥ずかしさを感じていた。
連れて行かれる途中で、
邪教徒の中から、本物の魔女がいる、という証言があり、
他の女はすべて調べつくし、お前たち2人のうちどちらかが魔女、
ということを聞いた、ニーナ。
さっさとキャスカのことを話してしまえば、
ヒドイ目に遭わないで済むかもしれない、と思う、ニーナだったが、
ルカの存在が思い出された。
「まっぴらだね、途中で放り出すのは、
エレーンもあんたも…」
という言葉を思い出した、ニーナは、
あなたの勇気のかけらをほんの少しだけでいいから私に…、と思い、
キャスカをかばうことを決意。
だが、拷問部屋の惨状を見た、ニーナは恐怖に震え、
私にはムリだよ…、と思う。
≪そのころ、寺院に向かったガッツたちは…≫
その威容から、寺院というより城砦、と評する、イシドロ。
ガッツは刻印の反応から、使徒よりももっと異様な何かがいると、感じ取っていた。
「ここはヤバい!」
【短評】
キャスカに出会えたと思ったのも束の間、
やはり、そう簡単に事は進まない、といったところですね。
かなり、ゆっくりやってる感じがするけど、物語の進行上どーなんですかねー。
これ、1クールだったら、ガチで断罪の塔のところで終わるな…、という予感が。
でも、モズグスけっこう強かったような気がするから、
どうなんだろう、1クールでおわんのかなー?
じっくりやって、ちょくちょく、アニメ化して進めていくのか、
それとも、そこで終わるのか。
これじゃあ、いつまでたっても、
ファルネーちゃんツインテールのままだよ!
それに、シールケも出てこないし、
物語の一番のキモである、「狂戦士の甲冑」も出てこないよ!
さて、次回「亡者の血流」
こうご期待です。
【次回内容】