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ヒャルログ

なんとかなるなる、なんとかなる

アニメ「3月のライオン」10話感想。またもや香子によって内面葛藤させられる、零

アニメ関連 2016秋 3月のライオン

 

どうも。ヒャルキィです。

 

アニメ「3月のライオン」10話。

この内容は完全にネタバレです。未見の方は注意してください。

なお、セリフ等はざっくりです。

 

 

 

【前回の内容】

hyaluckee.hatenablog.com

 

TVアニメ「3月のライオン」公式サイト

3lion-anime.com/
 

 

 

【10話 大体の流れ】

Chapter.20 贈られたもの①

≪1.将棋の勉強をする、零≫

クリスマス直前。

自室で、将棋の勉強をしていた、零の元に一本の電話が入ったが、

それは、姉・香子からだった。

この前、零の家にニャンニャンお泊りしたときに時計を忘れた、という。

 

 

≪2.零と、香子≫

そして、2人は零の自宅付近の川っぺりで会うことになった。

クシャミをする、香子は風邪を引いたのは、あなたのせい、という。

駅前のメックで待ってて、と言われたようだが、

騒がしいところが嫌だ、といって、ここまで来たらしい。

 

なんで、あんたの家じゃダメなのよ?と聞かれ、

この前あった出来事を思い出す、零。

 

年末は帰ってくるの?と聞かれた、零は、

対局が詰まっていて、勉強しないといけないから、と断る。

それを聞いた、香子は、

今年の対局なんて、24日の安井さんとで最後じゃない、といってから、

負けると酒に酔って暴れる、安井がついに離婚することになった、

可哀そうなのは娘さんよね、と、ろくでもない情報をもたらす。

 

零は、姉の、毒をはらんだねっとりとした物言いが堪らなく嫌だ、

と思いつつも、その言葉を聞いていたい、と思う、自分を嫌悪していた。

 

子供は自分の親を選べないから可哀そう、といいながら、

あなたは違ったわね、他人の家の父親を、という、香子。

 

 

≪3.幸田家のクリスマスを回想する、零≫

実子2人には、普通のプレゼントが贈られたが、

零に与えられたのは、将棋の駒。

それは、将棋の家の子である、

香子たちを傷つける以外の何物でもなかった。

 

 

≪4.香子の言葉≫ 

クリスマスまではどうしても一緒にいたい、言っていたという、安井の娘の話。

そして、去り際、

勝って帰ってきたパパと、負けて帰ってきたパパ。

クリスマスの思い出にピッタリなのはどっちかしら?

という、香子。

 

 

≪5.終業式の日、職員室で≫

零の学校での成績はけっこう良いもののようだ。

終業式の日まで対局なんて大変だな、という、先生。

現在8時半過ぎで、9時半に千駄ヶ谷に着かなければならない。

 

そして、今日行われる予定の

クラスでのクリスマスパーティのことを聞く。

当然知らなった、零は、教えないでくださいよ、という。

 

仕方ないから、対局が終わった後、将棋の話でもしながら、

2人だけでクリスマスパーティをしよう、

という、先生だったが、振り返ると、零の姿はすでになかった。

これでは俺はただの意地悪教師ではないか、と嘆く。

 

 

≪6.将棋会館に向かう車中で≫

クリスマスが苦しい、

と感じるようになったのは、いつごろからだろう、

と思う、零。

クリスマスは、通知表のように、家族からの1年の評価が出る時だ、と。

 

電車を降りた、零は、安井6段を見つける。

右手にプレゼントを持った後姿。

その時に、 零は、香子から言われた、

娘さんはせめてクリスマスまでは一緒にいたい、と言っていた、

買って帰ってきた、お父さん、負けて帰ってきた、お父さん、

最後のクリスマスの思い出にピッタリなのは、どっちかしら、

という言葉を思い出す。

 

 

Chapter.21 贈られたもの②

≪7.対局が始まったが≫

結局、零の勝利で幕を閉じた。

 

その後、感想戦で対局を振り返る、零。

序盤は矢倉からミスしないように、慎重に進めていた、安井だった。

だが、その安井は昼食休憩後から様子がおかしくなった。

自分の手を指した後で、痛恨のミスに気が付いた、安井。

そこからは、彼は勝負を捨てた。

どうして、今日という大事な日に

簡単に勝負を捨てられるんだ?

このあとの手次第では、勝敗はわからないのに…

 

結局、零の勝利で終わり、そのことを感想戦で指摘するが、

俺には気づけなかったから仕方ない、と言って、

その場を去って行った、安井。

そこには、置き去りにされたクリスマスプレゼントが…

 

 

≪8.プレゼントをもって、安井の後を追いかける、零≫

将棋会館を出た、零は、駅がない方向へ向かう、安井を見つける。

安井に追いついた、零は、プレゼントを渡そうとするが、

知らん、と言われる。

 

安井さん!と叫んだ、零に、

わかったよ!うるさいな!

あーあ、最後のクリスマスだったのにな…、といって、

プレゼントをひったくった、安井。

 

 

≪9.その後、零は…≫ 

去って行く、安井の後姿を見送った、零は、将棋会館の前まで戻ってきた。

そこから明後日の方向へと、猛然と駆け出す、零。

 

公園まで走ってきた、零は、

うわーーーーーーーーーーーーー!!!

みんな俺のせいかよ!じゃあ、どうすればよかったんだよ!

ふざけんなよ!弱いのが悪いんじゃんか!

弱いから負けんだよ!勉強しろよ!

してねーのわかんだよ!わかってるけど出来ねー、っていうならやめろよ!

こっちは全部賭けてんだよ!将棋ばっかりだよ!

酒飲んで逃げてんじゃねーよ!

弱い奴には用はねーんだよ!

と、ぶちまけてから、前のめりに倒れ込む。

 

起き上がった、零は、

逃げるな、逃げられるぐらいならなんで…

といいながら、涙をぬぐう。

 

戦う理由がない、といっても、身の内にいる獣は戦いを求めてしまう。

戦いが始まったらどうしても、生きる道へと手が伸びてしまう。

誰を不幸にしても、どんな世界が待っていたとしても…

 

【短評】

今回もけっこう重い話でしたねー。

まー、見る人によっては、なんでそんなに悩むの?

っていう内容でもあったと思うが…

 

香子はねー、ホントにねー、超厄介なヤツだよねー。

かといって、仮にも義理の姉でもあるから、ぞんざいにもできないし、

というか、零自身、惹かれているところも少なからずあり、

物語の都合上、いた方が厚みが増すから、いないといけない存在。

実際にいたらコワいよー。

絶対に寝首を掻かれる。間違いない。

 

つーか、時計忘れたのって、わざとでしょ?

いやー、勘繰りすぎてるかもしれないが、そうとしか思えない。

こういうタイプの女は布石をどんどん用意している。

将棋マンガだけにね!

 

今回の件も別に、零はこのことを知らなければ、何も苦しむことはなかった。

平静だった水面に、巨大な石をぶっこむ存在、香子。魔性の女。

小悪魔?小悪魔なのか?

かといって、なければ、何もないペラペラなお話になってしまっていただろう。

 

香子は、零を憎んでいるのか?憎んでいないのかはよくわからないが、

とにかく、翻弄され続ける、零。

これからも、ずっと翻弄され続けていくことだろう。

手を替え、品を変え翻弄されていく。

内面を揺さぶられ続け、解決しないことを延々と考え続ける。

それが、この作品の醍醐味みたいになっている。

それとも、これからバトルマンガみたいに別の展開になっていくのかなー?

 

でもまー、勉強するのがいやだ、っていっても、

プロになってるんだから、それはそれですごい話だと思うな。

やっぱり、天才たちが集う場所。

 

それに、初めから「プロ」としてやってるという前提があるんだから、

別に何も考えずに、普通に、楽勝で勝っちゃえば良いんですよ、

と思うが、それができれば何も苦労はなく、この作品の根底を破壊、

そして、零の背後にある重厚な背景も必要なくなってしまう。

人間っていうのは、つくづく難儀な生き物ですね。

 

さーて、次回、どうなるんでしょうか。

こうご期待です。

 

 

次回内容≫≫

hyaluckee.hatenablog.com