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アニメ「響け!ユーフォニアム2」10話感想。あすか編解決。久美子の怒涛の説得に感情が動く

 

どうも。ヒャルキィです。

 

アニメ「響け!ユーフォニアム2(Sound!Euphonium2)」

10話「ほうかごオブリガード」

この内容はネタバレです。未見の方は注意してください。

なお、セリフ等はざっくりです。

 

 

【前回の内容】

hyaluckee.hatenablog.com

 

 

TVアニメ『響け!ユーフォニアム2』公式サイト

anime-eupho.com/
 

 

【10話 大体の流れ】

≪1.帰宅途中≫

あすかが言っていたことを思い出す、久美子。

あすがか吹くどこか息苦しい感情が溶け込んだ

ユーフォの音が、

頭から離れない、と感じる。

 

 

≪2.翌日、学校で≫

部員たちに囲まれ、あすかのことを聞かれる、久美子。

面食らいつつも、なかなか状況の打開は難しそう、という。

緑輝は、あすかと演奏したい、という。

あれだけ成績がいいのに、あすかの母は何が不満なのか、

というが、もちろん解決に結びつくわけがない。

 

そこに、香織と、優子がやってきた。

夏紀は、久美子から聞いたことを、香織に報告する。

 

 

≪3.3年先生の教室で≫

香織は、夏紀から聞いたことを、

単語の書き取りをする、晴香に話していた。

 

どうしても、あすかと大会に出たい、と思う、香織と、

晴香の感情には多少の隔たりがあったようだ。

 

駅ビルコンサートは、あすかを助けたい、という思いで参加した。

それに勇気づけられて、

あすかが自分で状況を打開するんじゃないか、と。

だが、結果は違っていた。

私は、まだどこかで、あすかに特別であって欲しい、

と思っているのかもしれない、と話す、晴香。

 

 

≪4.1年生の教室で≫

現代文の範囲が広すぎる、という、葉月。

そこへ、帰りましょう、といって、緑輝がやってきた。

3人で、麗奈のクラスに行ってみたが、麗奈はいなかった。

(ここで、考えることが多すぎて、その時はまだ、

麗奈のことは深く考えることもなかった、というフリが)

 

 

≪5.帰宅した、久美子≫

麗奈のことを考えていたが、家の中に立ち込める異臭。

キッチンに行ってみると、姉がみそ汁を作ると言って、鍋を焦がしていた。

今日、両親は帰りが遅いらしいので食事を作っていた、という、麻美子。

どうやったら、みそ汁で鍋を焦がせるの?と突っ込みつつ、

料理は私が作るから、焦げた鍋は何とかして、という、久美子。

 

仲直りはしたの?と聞く、久美子。

これから、といい、鍋を洗いながら自分の心情を吐露する、麻美子。

自分のやりたいことを我慢して親の意向に沿うことが、

大人なんだと思っていたから、自由奔放にやっている、

あんたが羨ましかったし、ムカつきもした。

 

私は見放されていたから、好き勝手やらせてもらっていただけ。

いつも優秀な姉ばかりが褒められ、

ひがんでいたのは私の方、と反論する、久美子。

 

それを聞き、納得するところがあった、麻美子。

そして、反対されてもこうしたい、と、自分の意志を貫けばよかった、

今度は間違えない、

自分が信じた道を進む、という姉に、

家を出て行くの?と、聞く、久美子。

その問いに同意した、麻美子は、久美子に、

寂しい?と聞く。

久美子の、別に…、という答えに、

私は少し寂しい、という、麻美子だった。

 

あんたの演奏とてもよかった、全国に見に行くから頑張りなさいよ、という、姉。

姉から褒められるとは思ってなかった、久美子は、

びっくりして鍋を吹きこぼしそうになる。

あんたも後悔がないようにしなさいよ、

と言って、部屋に戻っていった、久美子。

 

 

≪6.翌朝≫

姉の部屋を見てみたが、姉の姿はなかった。

母に聞いてみると、今朝向こうに戻った、と言われる。

 

登校時、電車の中で、

大好きだった姉のことを思い出す、久美子。

自然とあふれ出てきた涙。

そして、それは泣き声をも伴う。

久美子は、私も寂しいよ、とつぶやく。

 

 

≪7.学校に着いた、久美子≫

トイレで泣いた跡が残っていないかチェックしていたが、

隣の教室から、あすかの声が聞こえてきた。

 

様子を見てみると、晴香と、香織が、全国のことで最終確認していた。

先生も夏紀で行く、という流れになっているし、

私はこの件についてはすでに踏ん切りをつけている、とあくまでも固辞する、あすか。

 

 

≪8.授業中も心ここにあらずな、久美子≫

ホントは吹きたいはずなのに、

あすかはどうしてあんなウソをつくんだろう、と思う、久美子。

そこで、姉が言っていた、

高校生のくせにわかったふりして、大人のふりして、

自分の道を行きたい、そう素直に言えばよかった、

という言葉がよみがえる。

 

 

≪9.授業終了後≫

緑輝からの昼食の誘いを断って、あすかのところに行った、久美子。

あすかと差しになるべく誰もいないところに移動するが、

その時にもいつものようにはぐらかす、あすか。

 

単刀直入に、久美子は、

コンクールに出てください、という。

当然、返ってきた答えはNO。

そこには、自分が出ない方が部の調和が保たれる、

希美の復帰に反対したのに、自分の時は許されるわけがないなど、

それらしい理由が次々と並べ立てられていた。

 

それに食い下がる、久美子。

みんな、あすかに戻ってきてほしい、少なくとも、

低音パートの人たちや、夏紀はそう思っている、と、自信をもって言う、久美子。

 

 

≪10.久美子の弱点をえぐる、あすか≫

どうして、そう言い切れるの?

それに、その人たちのこと、どれだけわかっているの?

久美子自身、みぞれと、希美の時だって、

初めは興味本位に首突っ込むけど、結局は傷つけたくもないし、

傷つきたくもないから、境界線引いて安全な場所から見守ってるだけだった。

そんな人に、相手が本音を見せてくれると思う?

と、久美子の急所にクリティカルヒットを打ち込む、あすか。

 

その言葉に、意気消沈してしまった、久美子。

 

珍しく威勢がいいと思ったら、もう電池切れ?

久美子の肩に触れ、

私がフェードアウトすればそれでうまくいく、

心配しなくても私のことなんかみんなすぐ忘れるし、それがベスト、

どっちにしてもこの大会が終われば3年生は引退、

といって、去ろうとする、あすか。

 

色んな人の言葉が、久美子の脳裏を駆け巡る。

もっとも決定的だったのは、姉が言った、

あんたも後悔しないようにしなさいよ、という一言だった。

 

 

≪11.久美子の反撃≫

だったら何だっていうんですか!

大会のことも、部のことも何もかも、先輩が正しい、

私は先輩と一緒にコンクールに出たい、それの何がいけないんですか!

 

そんな子供みたいなこと…

子供で何がいけないんですか?先輩こそなんで大人ぶるんですか!

全部分かったようにふるまって、

先輩だってただの高校生なのに!

 

その言葉に虚を突かれた、あすか。

 

こんなののどこがベストなんですか!

全国に出場して、お父さんに演奏を聴いてもらいたいんですよね?

がまんして諦めれば済むなんて、そんなのただの自己満足です! 

待ってるって言ってるのに諦めないでください。

後悔するってわかってる選択肢を

自分から選ばないでください!

と、涙ながらに話す、久美子。

 

涙を吹いた、久美子は、

諦めるのは

いっぱい頑張ってからにしてください!

私は先輩にあのホールに立ってほしい!

先輩のユーフォが聞きたいんです!

とまくし立てる。

 

 

≪12.想いが通じたのか?≫ 

なんて顔してるの?ぐちゃぐちゃだよ、

そんなんなら初めから言わなければいいのに、といって、

久美子の頭をなでる、あすか。

そして、

でも、うれしいね、うれしいな、という。

 

顔を見ていいですか?という、久美子に、

見たら末代までも祟られるよ、という。

 

そこへ2階から、葵が顔を出した。

先生が模試のことで話がある、

といっていた、と聞き、慌てて、先生のところに急ぐ、あすか。

 

あすかが去り、脱力した、久美子。

 

 

≪13.その後、麗奈の元を訪れた3人≫

今日もいない、という、緑輝。

そういえば、ずっと話してないな、という、久美子。

 

 

≪14.帰宅した、久美子≫

マンションの廊下で、秀一に会った、久美子。

麻美子さん大学やめたのか?という問いに、うん、と答える。

 

 

≪15.翌日、音楽室で≫

練習が始まる前に、音楽室を出て行こうとする、夏紀。

もう始まりますよ、という、久美子に、

聞いてないの?という、夏紀。

 

そこへ、現れたのは、あすか。

どういうことか、説明を求める、久美子。

あすかは、模試の結果が30位以内だったことを盾に、

母親と直談判し、説得することに成功したのだった。

 

夏紀に謝る、あすか。

謝らないでください、

私は、あすか先輩を待っていたんですから、

といって、去って行った、夏紀。

 

おかえりなさい、という、久美子に、ただいま、という、あすか。

久美子の視線の先には、

微妙な表情をした、麗奈の姿があった。

 

 

 

 

 

 

 

【短評】

今回、マジヤバい。神回なのか?

お姉ちゃん編と、あすか編の2本の感動ポイント。

しかも、それがかなり連動している。

こりゃ泣くわー。

 

 

・お姉ちゃん編 

やっぱり、お姉ちゃんの言う通り、

人間はやりたいことをやるべきだよねー。

 

人間は知能を与えられた、というか、

ある時点から直立に歩行し知能を向上させるべく進化してきた。

手を使うために脳を肥大させてきたようだが、この話は割愛。

 

頭は考えるためにある。

人は誰かのいいなりになるために生まれたわけじゃない。

それなら、ロボがあればいいし、

考えない頭なら必要ないから、首から斬り落としちゃえばいいんだよ。

頭の重さは体重の10%だったっけ?重いし…

頭がなければ、肩こりも猫背もなくなる、

スッキリ―!スッキリ―!ですよ。

まったく、自分で言っていて、自ら耳の痛い話…

 

とにかく、後悔しないように生きた方がいい。

そうすれば、成仏できる。たぶん。

まー、成仏できたところで、万物流転の法則からしたら、

必ず転生するわけですけどね。

結局は、永遠に終わらないループを繰り返すだけ…

 

 

そして、電車の中で、泣き出した、久美子。

マジ来るなー、このシーン。

お姉ちゃんが大好きだったけど、いろいろあって、

ひねくれ左衛門になってしまった、久美子。

そのせいで、アレでアレな芝居になっていることが理解できた。

とにかく、お姉ちゃんが大好きだ、ということが分かった。

紆余曲折あったけど、こんな仲いい姉妹、珍しいんじゃないか。

 

でも、泣いていた、ということは、どういうことか?

背後関係が分からないが、

隔絶した存在になってしまうということなのだろうか?

まー、袂を別ったということなら、

もう家には戻らない、ということなのかもしれない。

 

 

 

・あすか編

あすかも、完全理論武装派の人間だからねー。

こりゃ、久美子ちゃんは完全にしてやられて終わる的な流れからの、

どんでん返しが痛快で、しかも、感動するという、1粒で2度おいしい展開。

 

久美子は、感情的にまくしたてただけに見えたかもしれないけど、

これに、完璧超人鉄面皮・あすかの心が動かされたということは、

完全に納得する。

なぜなら、人間は感情の生き物であり、理屈だけで生きているわけじゃないから。

理屈をどれだけ並べ立てられたところで、

それが正しいと表層では思っていても、人間は腹の中では絶対に納得しない。

 

人にはどこかしら、琴線があり、

それを意図してかしないでかわからないが、

久美子が巧みに突いた、ということが勝因。

あれだけ、相手の心理をよく知り、感情の機微に敏感な、

あすかの逆手を取ったといってもいいんじゃないだろうか。

そして、そこまで、あすかに深入りする存在は他にはいなかった。

そのことが、うれしい、という言葉に繋がっている、と思った。

 

久美子が、感情的になる前に、

姉が言った言葉がフィードバックされるが、

まさしく、姉の二の舞を演じる直前の、あすかにも、

後悔して欲しくない、と思った久美子ちゃん。

やっぱり、やさしいんだろうねー、この子は。

大好きな姉と、あすかが重なる部分もあったのかもしれないが…

 

感情を大爆発させて、涙ながらに後悔しない道を選んで欲しい、

というところがやっぱり感動して涙する。

今までの、アレな芝居はまさにこのシーンを際立たせるためにあったんだな、

このシーンを見れて、この作品をここまで見てきてよかった、とさえ思える。

 

 

まだ、書いてないことがあるような気がするけど、まーいっか。

姉と、あすかの件が同時解決してしまったから、

あとは問題発生しているような、いなような、麗奈がどうなるか、

といったところだと思うが、いったいどうなるんでしょうか?

こうご期待です。

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