ヒャルログ

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「3月のライオン」5話感想。

 

どうも。ヒャルキィです。

 

「3月のライオン」5話。

この内容は完全にネタバレです。未見の方は注意してください。

といっても、セリフ等は概ねざっくりです…。

 

 

【前回の内容】

hyaluckee.hatenablog.com

 

 

TVアニメ「3月のライオン」公式サイト

3lion-anime.com/
 

 

【5話 大体の流れ】

Chapter.9 契約

≪回想・父の友人と将棋をさす、零≫

目の前に吊るされた、龍を取らずに、詰ませることを選んだ、

零の将棋に、子供らしくない、という、父の友人・幸田。

幸田は過去に、奨励会で父と一緒だったようだ。

零は、どういうわけか、その人が来るとうれしくなっていた。

 

零は将棋は苦手だったが、将棋は、

医師である忙しい父との貴重な時間を過ごせるものだったので、

熱心に取り組んでいた。

 

目まぐるしい変化についていけず、学校や周囲と上手く馴染めなかった、

零は、いじめられていたが、

幸田とは、将棋を通してつながりを感じていた。

大人なのに自分をちゃんと見てくれる存在は、

家族以外では彼だけだった。

 

 

 

≪あかりからの電話≫

おばである、Club美咲のママがケガをしたので、

つきそいをすることになった、あかりは、人手がなくて、

モモを保育園に迎えに行くことができない、と、

零に、その役割をたのむ。

 

保育園からの帰り道、

川沿いを、零と手をつないで進み、ゴキゲンに「ねこのうた」を歌う、モモ。

そこへ、突風で、モモの帽子が吹き飛ばされる。

モモから離れ、慌てて帽子を拾いに行った、零。

その間隙を突いて、狂犬がやってきてモモを追いまわす。

逃げ惑う、モモだったが、その時に転んで泣いてしまう。

 

謝る、犬の飼い主。

零は、モモを抱きかかえて、川本家に戻り、モモを手当てする。

モモの泣き顔を見ていて、急にフラッシュバックする、過去の映像。

妹のことを思い出し、泣き出してしまった、零。

 

帰り際に、モモをケガさせたことを、あかりに平謝りする、零。

零くんすごく気にしていた、とふりかえる、ひなた。

その時に、モモが、零が泣いていた、ということを言い出し、

どうして、零が泣くの?と不思議に思う、ひなた。

妹のことを思い出しちゃったんだね、という、あかり。

 

 

 

≪零の過去≫

零が、遠足から戻ると、両親と妹は遺体になっていた。

飲酒運転のあおりを食ったようだ。

 

葬儀の席で、跡目争いをする親戚一同。

零は施設に送られることになるようだったが、これから先、

いじめられて帰ってきても、自室に入ればホッとできた日常は、

1年365日訪れない、ということを子供ながら感じ取っていた、零。

 

そこへ現れた、幸田。

キミは将棋は好きか?と聞かれて、はい、と答えた、零。

それが、将棋の神様と、零との契約の瞬間だったが、

それは、零が生きるためについた、ウソだった。

どうしようもなく幕は切って落とされ、零は、将棋の家の子になった。

 

 

 

Chapter.10 カッコーの巣の上で

≪カーディガンの裾がほつれた≫

コンビニに、ソーイングセットを買いに行った、零。

 

針に糸を通す時に、回想。

引き取られた家の姉、香子に将棋で勝ち、ぶん殴られる、零。

香子は、気性も、指し口も、美しさも、激しかった。

 

養父は将棋を愛していた。

この家で生き残るためには将棋に強くなるしかなかったが、

同時に、それは、この家の実の子たちの目の上のたんこぶが、

大きくなることを意味していた。

 

初めに脱落したのは、零と同い年の弟・歩。

そのことを、養父に相談した、零だったが、将棋の世界では、

プロになってからの方が過酷。

結局は、自分で自分をメンテナンスできるような人間しか、

生き残れない、と、切って捨てられるのだった。

 

そのうちに、零と、香子の実力にも差がついてきた。

初段で、零に勝てないようなら、やっていても仕方がない、

と、香子は奨励会をやめさせられる。

 

零は大会で優勝し、幸田は、引き取った子に自分の子が食われた、

と、陰口をたたかれる。

 

その後、香子は遊びまわるようになり、

歩は引きこもってゲームばかりやるようになった。

居たたまれなくなって、ますます将棋にのめりこんだ、零は、

中二の終わりに、プロの一歩手前である、

三段リーグに進んだ。

 

ふと、テレビで郭公の映像を見た、零は、自分のことだ、と思い、

養父も含め、この家の人たちを食いつくす前に、家を出ることを決意する。

 

 

 

≪カーディガンの修繕は≫

不格好ではあったが、とりあえず終わった。

このカーディガンは、養父からもらった思い出の品だった。

まだ着ていられる、と思う、零。

 

自分は郭公と同じく、押しのけた命の上に立ち、春を歌えと呼ぶ声を聴く。

いっそ、本当に鳥だったなら、

こんな激しい痛みを感じずに済んだのに、

と思うのだった。

 

 

 

 

 

【短評】

初めに感じたのは、

子供ながらに、奨励会に行くような人を破るなんて、とんでもない強さだなー、と。

あとで分かるが、つーか、この人、後に、

零の養父になる人で、かつ、プロの人じゃん。

まー、盤上では、年齢は関係ないとは思うが、

設定上とはいえ、たいしたもんです。

 

あと、Club美咲に、ママがいたんだ、ということが、まさしく初耳。

あかりは、知ってるでしょ?と言っていたが、こっちは初耳なんですが…。

あ、もしかして、俺だけに秘密だったのか?

 

あー、そうそう。一番気になったのは、 

零が、零の父の弟の嫁によって、

施設送りになるかもしれない、というシーンだったが、

医院を営むような裕福な家なのに、施設に送られるなんてことがあるのか?

絶対、扶養義務あるはずだ、と思ったが、

結局そうならず、将棋の家の子になったから、

これはどーでもいいし、作ってる方も大して気にしていない話だとは思うが…。

 

零は、自分は郭公だ、といい、そのことを気にしていたが、 

世の中、見えていないだけで、同じことをしているし、

生きるということは、直接的・間接的を問わず、何かの犠牲の上に成り立っている。

スーパーとかレストランとかで、肉を見ると大喜びするが、

ほとんどの人が、この肉が屠られてバラバラにされ、

ここに並んでいる、ということを考えてはいないだろう。

殺されるときの子牛の悲しそうな顔を想像する人はいないだろう。

 

それをイチイチ考えていると、生きてはいけなくなる。

肉を見たら、うれしい、うまそう、でいいんじゃないんですかね。

 

そもそも、我々はおよそ1億分の1の宝くじに当選して、この世に誕生してきた。

そこから、すでに競争が始まっていて、

そこでもうすでに切り捨てられたものがある。

 

偶然なのか、必然なのか、望んだのか、望まないか知らないが、生まれてしまう。

生命が生きるために何かを犠牲にする、というのは、太古の昔からの必然。

 

そこを、倫理とか価値観で縛ろうとするから、おかしくなる。

まっこと、人間とは不都合なもんです。

何もないところに枷を作り、自分で自分を苦しめる。

一体、人間とはなんなのか?

 

たった1つの細胞(そこらへんのことは知ったこっちゃないが、たぶん?)

から生まれた、生命の裾野がここまで大きく広がり、

お互いに、食い、食われしている。

一体、生命とはなんなのか?

 

うーん、まー、なんといいますか…、

答えなんてねーよ!

何でもかんでも答えが出ると思ったら、大間違いだ。

いうなれば、神のいたずら。

神様って、ほんと残酷ですね。

神様だって、カインより、アベルの方が好きだったんだ、しょうがない。

 

さーて、無駄話はこれぐらいにして、

次回はどうなるのか。 こうご期待です。

 

 

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