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ヒャルログ

なんとかなるなる、なんとかなる

「ガーリッシュナンバー」3話感想。

アニメ関連 2016秋 ガリナン

 

どうも。ヒャルキィです。

 

「ガーリッシュナンバー」

3話「邪道な千歳と王道展開」

この内容はネタバレです。未見の方は注意してください。

なお、セリフ等はざっくりです。

 

 

【全体的な流れ】

≪DDDプロダクションでは…≫

キャラデザについて、原作者サイドと、

制作サイドの意見の食い違いがあり、調整作業に入っていた。

これでは、イラストレーターのものとも、PVともだいぶ違う、

という、原作者サイド。

九頭さんの言うとおりにやった、という、制作サイド。

 

キービジュがこれでは…。修正かけながら、やるという話だったですよね?

という、原作サイドに対して、

その都度、確認しながら進めてはいた。これを直すとしたら、

本編にも影響が出る、という、制作サイド。

そして、九頭に意見を求める、両者。

 

大丈夫です、あくまでキービジュアルであって、

宣伝材料の1つでしかない。

大事なのは本編。

がんばります…、という、制作サイド。

 

と、なると、どうなりますかね、という、原作サイド。

まー、そうなりますかね、という、九頭。

本編の方はよろしくお願いします…、と消え入りそうな声で言う、原作者。

 

 

 

≪中の人同士の顔合わせ≫

初回、アフレコ現場で、

新人の、京と、八重は、先輩にあたる、百花と、万葉に挨拶していた。

万葉の視線を見て、新人なんだからお前も挨拶した方がいい、

と、八重に言われてようやく腰を上げた、千歳。

百花に挨拶すると、

普通、新人が主役やったら1番に挨拶来るでしょ?

やっぱあんた、面白いわ、と言われる。

万葉にも挨拶したが、まったくそっけなかった。

 

その後、九頭Pたちがやってきた。

出演者に挨拶する、監督と、原作者。

原作者は、声が小さく何を言っているのかわからなかったので、

いったい何を言ったのか?と、百花に耳打ちする、千歳。

 

 

≪そして、アフレコが始まった≫

テストが始まったが、得意満面で臨む、千歳。

自分の出番が終わり、自信満々の顔で席に引き上げてきたが、

やれやれ、といった表情の、百花。

 

 

 

≪マネージャー同士の会話≫

アフレコ現場の外で、待機していた悟浄のところに、

女子マネージャーがやってきて会話。

千歳が主役やるなんてすごいじゃない、という、女子マネ。

ゴリゴリの政治ですけどね、という、悟浄。

 

そこで、これけっこう、やばいんでしょ?

という話が、女子マネの口から出た。

 

シリーズ構成が、原作者の注文に対して、

この作品のどこがおもしろいのかわからない。

そのような注文つけるなんて、アニメとラノベの違い分かってますか?

といって、原作者の目の前で降りた、という話を聞いて、

ギョッとする、悟浄。

 

ホントですか?という、悟浄に、

あくまで噂であり、他のメーカーの人とご飯行ったときに聞いた話、

という女子マネだが、こんな克明な噂もないだろう。

 

じゃあ、脚本どうなってるんですか?と聞くと、

各話で入った人がそのまま引き受けてるようだ、ということだった。

 

まー、ウチらには関係ない話だけどね、といって、その場を後にした、女子マネ。

 

 

 

≪アフレコ終了後≫

なんか充実感あった、 これが本気のアフレコだよね、

という余裕の、千歳。

それに対して、汗をかきながら全然できなかった、という、 京と、八重。

そして、お疲れ、といって帰ろうとする、百花に、

良かったらご飯行かないと、聞いたが断って帰ってしまった、百花。

万葉にも聞いてみたが、遠慮しておくわ、といって、これまた断られた。

 

じゃあ、ご飯いこうか、と、京と、八重に聞いた、千歳だったが、

2人は、音監と話してくる、といって行ってしまった。

じゃあ、待ってる、と言いながら、

ご機嫌な歌を歌う、千歳。

 

そこに、悟浄がやってきて、このあと、空いてるよな?と聞かれる、

空いてないよ、飲み行くし、という、千歳に、

居残り、という、悟浄。

 

 

≪2話アフレコ≫

音監の指示に合わせて、芝居をする、千歳だったが、

これが、また驚くほど出来ていなくて、リテイクを連発する。

ようやく、OKが出てホッとした、という表情の、千歳。

ベテラン2人は、ケツがある、ということで先に録ることになった。

 

そのまま帰ろうとする、百花に、時間かけちゃってごめん、

と、謝る、千歳に、まー、そんなもんでしょ、という、百花。

 

続いて、直しが入ったが、千歳の分は後回し、

という声を聞いて、ため息をつく、悟浄。

 

 

≪帰宅した、千歳は≫

誰も私の価値をわかっていないんじゃないか、と思う。

私は、認められてこの役についたのに、なんで周囲はぞんざいな対応なのか?

 

そこへ、悟浄がやってきて、お前まだそんなこと言っているのか?

お前は選ばれたんじゃなくて、

企画ありき、

歌ありきでねじ込まれただけ、

と、ウソ混じりっ気無い、正直なことをいう。

 

それに対して、九頭Pから、

私は原作者に選ばれたと言われたと、反論する、千歳。

 

表向きはそういうことになっているが、実際は違う。

居残りもリテイクもたのんでやらせてもらってる。

だから、お前は普通に選ばれた人より、

ずっとがんばって

結果を残さなければいけない、という、悟浄。

その言葉に、不満そうな、千歳。

 

 

≪3話収録現場≫ 

現場の空気を、読むようになったのか、

やばい…、私ホントにできてないんだ、と思った、千歳。

そこで、初めて自分の立場を認識する。

しかし、相も変わらずリテイクを連発する、千歳。

 

制作陣の合議になったが、

これ以上やっても変わらない、と、

半ばさじを投げ気味の音監。

原作者のOK待ちだったようで、九頭Pから、どれぐらい違うのか?

ということを聞かれた、原作者は、

全然というか…、なんか違うような…、と、答えるのだった。

 

そして、この子はこれが限界だから、

これでいただいちゃいましょう、

ということで、ようやくOKになったのだ。

 

八重たちに、ご飯に誘われたが、今日は帰る、といって、抜けてきた、千歳は、

悟浄のところに行き、私ホントにできてなかったみたい、と話す。

お前は何をとってもいいところが1つもないが、

負けん気の強さだけは長所と言える、と、千歳を励ます。

 

私どうしたらいいかな?と聞く、千歳に、音監に相談してみろ、

ということを言われた、千歳は、そんなことしたらできない子みたいで印象悪くない?

というが、すでに印象サイアクだから安心しろ、と言われる。

 

 

≪帰り道≫

音監に話を聞いてきた、千歳に、わかったか?と聞く、悟浄。

具体的な説明はなく、キャラの性格の話ばかりされて、

全然わからなかった、と、千歳。

芝居組み立てるのも役者の仕事だぞ、という、悟浄に、

精神論嫌い、と、千歳。

精神論じゃなくて、Ⅴ見て、周りの演技聞いて関係性と感情線を考えて…、

などと言われるが、

全く理解できずかったるくなってきた、千歳は、話を打ち切る。

 

 

≪後日≫

百花に会って、芝居をうまくやる方法を聞いた、千歳。

私、相談できる先輩とかいなくて、という言葉に、

千歳はそうかもね、という、百花。

 

私は、過去にやった役柄と似たものをアレンジしてやる、

ということだったが、新人の、千歳にそんなものがあるわけない。

似たキャラとかいるから、参考にしてみれば?

要はイメージの問題。それぞれのキャラの特徴掴んでやれば、

けっこう、そう聞こえるもんよ、という、百花の説明は、

直感派の、千歳にも理解できたようで、感謝するのだった。

 

帰宅した、千歳は、レンタルしてきた作品を見て、

自分なりの対策を立てていた。

その後、帰宅した、悟浄に、調子はどうだ?と聞かれ、

大体わかった、と、自信アリな表情を浮かべる。

 

 

≪そして、アフレコへ≫

心機一転して、アフレコに臨んだ、千歳。

今まで棒だった演技が、劇的に変わっていて、唖然とする周囲。

万葉から、いったい何があったの?というような表情で見られ、

百花からも、今のは良かったんじゃない?と言われる。

八重と、京も、すごく変わった、

急にアニメの芝居になったわ、と、

互いに耳打ちするのだった。

 

千歳のレベルアップにより、今まで22時を軽く回っていた、

収録が、19時半に終わった。

百花が、千歳をご飯に誘う。

万葉にも声をかけたら、驚くべきことに、

少しだけなら、という返答をしたのだった。

 

移動中に、万葉に、酒は飲むのか?という話を振る、千歳。

付き合い程度に。あとは、嫌なことがあったとき、と言われ、

こいつは絡みにくいな…、という、表情の、千歳。

あとは、少し気分がいい時ぐらい、と言われ、

それ、かなり飲んでるじゃん、と思う、千歳。

 

 

≪そして≫

役者とその関係者で、飲み始めたのだった。

千歳の仕上がりがいいんじゃない?と聞かれた、悟浄は、

ちょっとはマシになりましたよ、といいつつも、

テンプレートと、

記号オンパレードの詰まらない芝居。

これじゃ、この先通用しない、と、つぶやく。

 

さすが、元役者だけあって手厳しい、と、社長。

あれこそアニメっぽい芝居でいいんじゃない?と、九頭P。

俺が、烏丸千歳を育てたなんって。勝ったな、と、いつも通り、

上機嫌の、社長と、九頭P。

 

トイレに行った、百花は、万葉と遭遇する。

アンタがこんなところに来るなんて

珍しいじゃない、という、百花に、

早く終わったから来ただけよ、と、万葉。

 

千歳、良くなったもんね、という、百花に、

でも、つまらない芝居だわ、と、いって、

その場を去った、万葉。

 

1人になった、百花は、

けど、それが求められてるんだから、いいじゃない…、

と、つぶやく。

 

 

 

【短評】

千歳が、やっと、自分の立場を理解して、試行錯誤するようになった。

やれやれ、という、感じだが、

そのことに気づけないで、人生を終える人も中にはいる、

ということを考えると、大きな進歩なんじゃないだろうか。

 

その結果、明らかに、棒だった演技に感情が入るようになった。

この変化は、確かに明らかなもので分かりやすかったんだけど、

えー、まー、何と言いますか、

でも、もともと、中の人が、俺つえええええええ、だったから、

それほど、面白みを感じるべきことではないのかもしれない、とは思ったが…。

 

 

えーと、どこら辺が、面白かったんだっけ…、

面白いといってもこの作品は、笑えるとか、そっち方面じゃなく、

インタレストの方なんだけど。

 

この作品の面白さは、

素人が知りえない業界の内情に食い込んでいるところであり、

そういう意味では、悟浄君の役者論とか、

制作サイドと、原作者サイドの対立とかの話とか、

興味深く聞いてたりするが、終わってしまうと、

一瞬、全てが表層雪崩と化してしまい、何がおもしろかったんだっけ?

と、考えこんでしまういうことになる。

いやー、これじゃ、いかん、とは思いつつも、

感情にガッチリ食い込む作品の方が良いものと感じてしまう所以だろう。

 

でも、この作品、普通の作品と一風違ってるのはすごくいいことなんだけど、

内容的にホントに、難しいものを題材にしてるな、と、

千歳の芝居がレベルアップする姿を見て、改めて気づいた。

 

結局、芝居の良し悪しなんて、その人の主観によるものだから、

他人と比べることはできない。

ほとんどの人が、目で見ることができない部分を経験なり、

悟浄君ばりのロジックで埋めようとする。

 

まー、明らかに棒、っていうなら、誰にでも理解することができると思うが、

その先に行くと、確実にバカの壁が存在する。

演者のレベルが上がるほどに、視聴者との溝がどんどん開いていってしまう。

昨今、声優のレベルが下がった、などとよく言われるが…、

この話は、まーいっか。

 

この先、千歳の芝居がさらにレベルアップするとして、

その内容に、どれだけ心動かされる視聴者がいるのか、それが、見ものであり、

最後の、百花のセリフは、まさにこのことを表しているんじゃないかな、

と思った、次第なのであります。

 

さーて、次回はどうなるのか。

こうご期待です。