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ヒャルログ

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「プリズマイリヤドライ」9話感想。イリヤの答えは、そんなのどっちも選べない!

プリズマイリヤ アニメ関連 2016夏

どうも。ヒャルキィです。

 

「プリズマイリヤドライ」9話「イリヤの選択」

この内容はネタバレです。未見の方は退避しください。

 

「Fate/kaleid liner プリズマイリヤ ドライ!」公式サイト

anime.prisma-illya.jp/
 

 

 

前回は、アンジェリカにボコボコにされながらも、美遊を救うか世界を救うか、

という二者択一を突きつけられた、イリヤでしたが今回は…。

hyaluckee.hatenablog.com

 

 【9話の内容】

≪イリヤに判断を迫るアンジェリカ≫

そんな話、にわかには信じられない、と思う、イリヤと、サファイア。

「判断も遅い。それとも、まだ情報が足りないのか」といって、

魔力を使って、辺り一面、現在の宇宙の状態、に可視化したのだった。

そして、「オド」や「マナ」についての話、つまり、魔力とは何ぞや、という話を始める、アンジェリカ。

この世界は滅びに向かっていて、地上に、マナの枯渇した地域

「ドライスポット」が何か所も発生してる。

そして、その場所には「マナ」ではない未知の粒子が充満し、既存の生物を駆逐し始めた。

世界は、新世界のルールで動き始めている、と。

 

そこで、サファイアが、では、どうやって世界を救うのか、という質問をした。

アンジェリカは、もはや、枯れつつある「マナ」をどうこうしようとしても、焼け石に水。

だから、聖杯を使って、

「人類を新世界でも生きられる生物に置き換えよ」、

と願う、というのだった。

 

そのために、美遊の命を…、という、イリヤ。

人類の救済に必要なことだ、と、アンジェリカ。

 

そして、宇宙空間と化していた周囲を元の状態に戻し、今一度、選択を迫る、アンジェリカ。

「やはり、愚鈍だったか…」と言って攻撃を繰り出した、アンジェリカ。

だが、アサシン「ハサン・サッバーハ」のカードを隠し持っていた、

イリヤは、瞬時に、庭園の中にある木の陰に退避したのだった。

 

 

≪イリヤを勇気づけるサファイア≫ 

世界を救うために、美遊の存在が必要、ということが理解できない、

という、イリヤ。

そして、サファイアは、イリヤの心情を慮りつつ、

美遊と初めて会った時のことを話し出し始めるのだった。

 

異世界からやってきて、どこで調達したかわからないような服を着て、

ボロボロの格好だった美遊だったが、顔を伏せることなく、

真っ直ぐ私を見据えていた、という。

私はあくまで魔術礼装であり、イリヤの選択には異を唱えるつもりはない、が、

どうか前を向いてください。

どんなにつらくても、

答えは前にしかありません、

というサファイア。

 

 

≪アンジェリカの攻勢≫

アンジェリカは、森から出てこないイリヤを燻りだすために、

「シュルシャガナ」を召喚し、辺りを焼き払うことを命じたのだった。

 

 

≪一方、美遊の部屋では≫

外からの爆発音を聞いた、美遊たち。

部屋に来ていた、エリカは、イリヤおねえちゃんかな?という。

 

そして、抜け殻になったイリヤを元に戻して、という、美遊。

「それなら大丈夫、イリヤおねえちゃんは自分で元に戻ったから」

そして、「アンジェリカが教育する、死で物語を彩れ」と言っていたことを、

美遊に告げる。

 

それを聞いた美遊は、エリカにつかみかかる。

「あなたは意味を分かっていっているの?

イリヤを殺すつもり?」

エリカは「死ぬのダメなの?死んでもお人形になるだけだから」という。

「あなた…」という、美遊の背後に、エインズワースがいつの間にか立っていた。

「その話、私にも聞かせてくれるかな」

 

 

≪ピンチのイリヤ≫

焼き払われた森の中で、ついに、アンジェリカに捕捉された、イリヤ。

空に召喚した、超巨大な剣(斬山剣)で、イリヤを圧殺しようとする、アンジェリカ。

もはや万事休す、と思われたところで、イリヤは謎の魔力に包まれ弾き飛ばされた。

「また、ウジウジイリヤ?

敵を前にして呆けるなって言ったのに」 

といって、現れたのは、クロだった。

(クレーターの見張りが手薄になっていた模様)

 

「だって、美遊と世界が天秤にかけられて…」

「あー、その話。くだらないことで悩んでるんじゃないわよ」

ならば、お前の選んだ答えは何だ?と問う、アンジェリカ。

そして、「美遊」と答えるクロだった。

私にしてみれば馴染みのないこっちの世界と美遊、迷うまでもない話だわ。

 

でも、私たちが美遊を大切に思うように、

この世界の人たちにも大切な人がいるはず、

それを見捨てるなんて…、と思うイリヤ。

 

一を選び、全を捨てるか…、というアンジェリカ。

「当然でしょ!女の子の命は世界より重いのよ!」

と言って、アンジェリカの顔面に蹴りをくらわす、クロだった。 

 

それでいいのクロ?本当にその選択で…。

と思う、イリヤ。

 

 

≪アンジェリカとクロの戦闘≫

貴様はこの世全ての命と、たった一つの命が釣り合うというか?

という、アンジェリカに、

釣り合う?違うわね、美遊の命の方が重いっていってるのよ!

と、攻勢に出る、クロ。

 

アンジェリカに切りかかったクロの前に、凛が立ちふさがった。

そして、出来損ないのカードで攻撃を仕掛けられたクロは、退避する。

クロは、なんであの2人が寝返ってるのか?とイリヤに聞き、

2人の魂が置換されている、という、ことを知る。

 

美遊の命を選んでも、結局は世界の滅びは止まらず、

その終わりを緩慢に待つだけのことであり、

その選択は理にかなったものではないことをなぜ理解できん、というアンジェリカ。

 

そんなことはわかってる、

それでも私は、世界と大切な人、どちらを取るかと聞かれたら後者を選ぶわ。

それしかできないから!と言って、再び攻撃を始めた、クロ。

 

そこへ、再びクロの前に立ちふさがった、凛とルヴィア。

そして、凛たちが使うのは使い捨ての宝具であることと、

ミゾオチにあるマークを叩けば、元に戻るはず、ということを知るのだった。

 

クロは、2人を救出することを決めたようで、

イリヤにサポートするように言うが、イリヤは、

「美遊を助けるって選択で本当にいいの?」

ということを聞いてくるのだった。

「どういう意味よ?」

 

 

≪エインズワースにお仕置きされるエリカ≫

エインズワースが寝ている間に、イリヤを拉致してきたことがばれ、

ケツをぶっ叩かれる、エリカ。

「美遊おねえちゃんが喜ぶと思って…」

「それは、物語の破綻(はたん)だ!」

俺がこの物語を完遂させるのに俺がどれだけ心血を注いできたと思っている、

あとたった2節で神話が成るという段階で物語を破綻させたいのか、

よりもよってお前が!

といって、激しくケツを叩き続けるエインズワース。

(これはケツの状態、けっこうとんでもないことになってるんじゃないんですか?

と思われるほどの叩きっぷりです)

 

もうやめて!と止めに入った、美遊。

そして、痛くないよ、美遊おねえちゃん、エリカ、全然平気だもん、と、

強がるエリカ。

落ち着きを取り戻した平素の表情に戻ったエインズワースは、

「よく耐えたエリカ。パパはもう怒ってないよ」というのだった。

 

 

≪イリヤをかばおうとする美遊≫

外からの爆音を聞き、好き勝手に庭を破壊するアンジェリカに苦言を呈する。

「イリヤスフィールが死んだら、さてどうするか…」

それを聞き、

「やめて。イリヤには手を出さないで」

という美遊。

 

やめてやめて、と言われてもねぇ、君。それじゃあお話が進まないだろ、

と、エインズワース。

もしイリヤが死んだら私も…、という、美遊に、

自害はさせないしできないよ、と、エインズワースはいい、

そんなにイリヤスフィールが気になるなら、自分の目で見てくるといい、

といって、美遊の意識を外部に飛ばしたのだった。

 

イリヤと、クロがやられる姿を見せられた、美遊。

だが、意識だけを飛ばされているので何もできない。

 

 

≪やはり、劣勢のクロ≫

世界より個人の命をとる、ということが理解できない、という、アンジェリカ。

 

ゲートオブバビロンの圧倒的物量に押されて倒れるクロ。

立ち上がりながら、

「情ってヤツかしらね、人ってそんなもんでしょ。

人の気持ちは理屈じゃない、って、わからない?」

という。

 

本当に、そんなものに価値があるのか、世界を滅ぼす選択をさせるようなものに。

そんなもののために全人類を犠牲にするのが人間なのか?

 

「だから、間違ってるんでしょうね、私は…」

そして、たくさんの人のために少しの犠牲を切り捨てる、

あなたたちと同じように正義の味方になろうとした人を知っている、

だが、その人は、最終的に、たった1人のために全てを捨てた、

間違ってると知りながら、

「正義の味方」ではなく「ニンゲン」

になる道を選んだ、という話をする、クロ。

 

その1人というのが、イリヤのことだった。

世界なんて知らない、私が背負えるのなんてせいぜい2人。

「弱虫の妹」と「捕らわれのお姫様」よ。

といって、再三、攻撃を仕掛ける、クロ。

 

それを遠隔で見ていた、美遊は、

「もうやめて、クロ! 私のせいで誰かが傷つくなんてもうたくさん。

どんなに言葉を繕っても、

人1人の命が世界より重いわけがない」

という、美遊。

 

 

≪クロの戦略は…≫

遠隔射撃が得意なギルガメッシュのカードに対して、

勝機は接近戦にしかない、と思い、アンジェリカとの距離を詰める、クロ。

「捕らえた!」と思い、剣を振り下ろしたが、

「違うだろ、そのカードはそう使うのではなかった」という、アンジェリカ。

空間が置換され、クロは自らが振り下ろした剣に背後から斬られてしまった。

 

そして、トドメを刺すべく上空から降り注ぐ剣。

万事休す、と思われたクロをかばったのは、イリヤだった。

 

「大馬鹿!あんたが身代わりになってどうすんのよ!」

起きなさいよ!と激しく、イリヤの体を揺さぶる、クロ。

 

「後を追え!」と、アンジェリカはさらに攻撃を仕掛けてきた。

 

 

≪攻撃を受けたはずのクロは…≫

今度こそ、終わった、と思ったが、クロは、イリヤの前に移動していた。

「え?あれ?イリヤ」

イリヤは、アサシンの分身能力を使ってクロを助けたのだった。

 

そして、「クロ、聞いて…」と、おもむろに話し始めるイリヤ。

私はやっぱりクロの選択に賛成できない、という、イリヤ。

 

見損なったわ、という、クロに、

美遊は絶対に失いたくない大切な人、だけど、それはクロも同じ。

クロが私を心配してくれたように、失いたくないし失わせたくない人もいる。

そして、世界中の人たちもそれは同じだろう。

だから、美遊のためにすべてを犠牲にするなんてできない。

 

それを見ていた、美遊は、

「そう。それが正しい答え、

世界を救える可能性のために、

個人の感情なんて何の意味もない。

これが聖杯として生まれてきてしまった私の運命。

運命の鎖は決して外れない」

と思うのだった。

 

 

≪イリヤの出した答えは…≫

美遊か、世界かなんて私は選べないよ。

私は美遊も世界も両方救う、という、イリヤ。

どちらかしか選べないなんて、初めからそれが間違っている。

 

聖杯なんでしょ?人の願いを希望を託すのが聖杯なんでしょ?

だったらどうして、すべての人の幸せを願わないの?

 

「なにそれ?アテがあって言ってるの?」といって笑うクロ。

「やり方なんてわからないよ、でも…」

「でも、そんな夢みたいな願いこそ聖杯に託すべき、なのかもね」

と言われ、「うん」と答える、イリヤだった。

 

 

 

【短評】

なるほど。そういうことになりましたかー。

たしかに、聖杯に力があるとしたら、すべての人の幸せを願った方がいい。

さすがは、イリヤたんです。

まー、物語としては、今となってはけっこうあるあるな展開でしたが、

この件は、ある種の気づきを与えてくれた。

 

基本、我々は生きていくにあたって常に数々の選択を迫られる。

どれか一方、という選択に縛られるのではなく、

その過程の中で他の可能性も精査していけば、

複数の可能性を両立させうる予想外の良い可能性に、行き当たるかもしれない。

まー、そんなことなかなかないとは思うが…。

 

次回「姫の元へ」 

こうご期待です。 

 

 

 

【次回内容】

hyaluckee.hatenablog.com