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ヒャルログ

なんとかなるなる、なんとかなる

今更ながら、「億男」を読んでみた…

書評

あ、どうも、ヒャルキィです。

 

川村元気著「億男」を読んでみた

けっこう、前に出版された本なのですが、

推している方がいたので読んでみました。

 

導入とかけっこうおもしろいです。

主人公が3億円当たって、高額当選者のその後を調べたり、

銀行で「高額当選者の心得」をレクチャーされているところ辺りは、

実際、自分が当選したわけでもないのにドキドキしながら読みました。

 

人は好きなことや興味があることについては知ろうとするもの。

自分も金を欲しているうちの1人だが、

金は物を買う時にだけ使うものであって、

金のことについてい調べたこともなければ、

一日中見つめていたこともない、という事実に行き当たった。

もちろん、本書に出てくる、10,000円札の幅が160mm、

5,000円札の幅が、156mm、1000円札が…、ということも知らなかった。

つまり、金のことを何も知らない=好きではない、

ということに気づき愕然とした。

そして、「そりゃ、思うように金も増えないわけだ」と妙に納得。

 

まー、ラストはやっぱりこんな感じか…、というような終わり方でしたけど、

全体の流れ的に不可解なこともなく、わかりやすく、

きれいに着地していた。

まさか、芝浜、を使ってくるとは…。

まー、有名な古典落語で「金」つながりではあるんですけどね…。

物書きになろうとしている人にとってはお手本になるような、

文章だと見受けしました。

  

この作品のレビュー記事見てて驚いたんですけど、

「こんなの中学生でも書ける」とか「ラノベレベル」とか平然という方がいます。

しかも、そういう方たちがけっこう支持されているようなので、

「なぜぇぇぇえええ???」

あ、ちがう…、

「Why Japanese People???」

「だったら誰かがこういうの書く前に、あなたがこういう本書いて、

一儲けしちゃえばよかったんじゃないですか?」と突っ込みたくなります。

 

以前読んだ本の中に、

「考えるというのは書くこと。

書いてなければ何もしていないのと同じ」

というフレーズがあり、この考え方には非常に感銘を受けました。

(この本については機会があれば後日…)

 

この前の、中国での「アップルは俺のアイデアを盗んだ訴訟」も、

「こいつ頭わいてるなぁ…」と思いましたが…。

そのうち、みんなが、

「俺が考えてたアイデアをあいつが盗んだ」

って訴訟を起こす世の中になるんじゃないか、と戦慄してしまいます。

いやー、世の中には「天才さん」が多くてうらやましい限り、

不肖の身としては是非あやかりたい所存です。

 

それでは、ごきげんよう。うふふふふふ。