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ヒャルログ

なんとかなるなる、なんとかなる

富士山シーズン開幕…、思い立ったら富士登山 その3

紀行

あ、どうも、ヒャルキィです。

 

≪前回(富士山その2)の続き≫

まー、そんなこんなで、吉田口から登る場合は、

休憩込みでも、6~7時間ぐらいで登ることができると思います。

 

あ!そうだ!

山頂付近は渋滞するので、それを計算に入れないといけません。

大体2時前後になると、山小屋から来光目当ての精鋭たちが、

「バババッ!」と出てきて、

たちまち山道は大渋滞になります。

 

それを避けるためには、時間を早めるか遅くするしかなーいっ!

だが、遅くすることは山頂で来光を迎えられないリスクを伴います。

「頂上で来光見れないなんて一体何のためにここまできたんだ…」

「じゃ…、じゃあ…、あいつは無駄死にだったっていうのかよ!!」

という悲劇を防ぐためにも、渋滞になる前に山頂に行く、

という選択肢を取る方は多いのではないでしょうか。

 

しかし、しんどいのは山頂に着いてから。

ここからが本番です。

山を登るのはあくまで余興。

来光が、お日さまが、太陽師匠が出てくるのを待つのが、試練の時間です。

 

富士山の山頂はホントにくそ寒いです。

大体、夏でも摂氏0℃ぐらい。

基本、風が吹いているので体感ではマイナスになるんじゃないでしょうか。

登っているときは暑いが、待っているとくそ寒いので、

まさに、この時のための防寒具。

 

気を抜くと、意識が刈り取られそうになる。

眠ってしまったら低体温症でお陀仏です。

「あ~、でも、このまま眠ってしまえば苦しむことなく、あの世に行ける…」

なんて思っちゃいけませんよ!

自分も何度、あの世に行きかけたことか…。

 

統計によると、富士登山では毎年1人以上の方が亡くなっています。

 

でも、あの様子からすると、

もっとお亡くなりになっている方がいるんじゃないですかね…。

とにかく、低体温症は命にかかわります。気を付けてください。

 

そんなこんなで、

寒さを耐え忍んでいると、4時前後に水平線に光が見えてきます。

「あー、やっと太陽師匠がやってきたか…」

あとは、心の赴くままに写真なんかを撮りまくってください。

そして、清少納言の素敵エッセイ集から、

「あけぼのってこれなんや~」と思ったりするのもいいでしょう。

 

 

そして、めくるめくボーナスタイムがやってきます。

朝になると売店が開きます。おめでとうございます。

ジュース1本500円、

カップラーメン1杯800円…。

 

………

自分は、持参した水(2Lペット)をごきゅごきゅ飲んで、

渇きを癒しました。

 

来光を拝んだら、お鉢巡りをするのもいいかもしれません。

 

ただ富士山の山頂付近を回るだけですが、

これが本気で1時間ぐらいかかります。

途中で、神社があるので参拝するのもいいかもしれません。

 

「富士山師匠はホントにでかい」

当然ですが、影もでかい。

日本一は伊達じゃないなー、と改めて思います。

体力が余っている方はお鉢巡りもいいと思いますが、

「家に帰るまでが遠足…」という不吉ワードが脳裏をかすめます。

 

そうです! まだ、下りが残っているのです!

 

下山するときは、砂走という下山道を進んでいきます。

 

砂走はとにかく、足場が悪いです。

すっ転んでいる人を良く見かけます。

自分もずっこけました。

石がコロコロ転がります。

そして、下手すると落石に巻き込まれる危険性があります。

以前、大規模な崩落が起きています。

 

靴の中に砂も入ってくるし、

吉田口ではここが一番の難所といっても過言ではないかもしれない。

ここで力を発揮するのが、レッグカバーと、

登りでも世話になったトレッキングポールです。

ホントに不安定なのでポールは2本あった方がいいでしょう。

 

けっこう傾斜があり、つづら折りが幾重にも連なっています。

下に降りるまでに20~30ぐらい連なっていると思います。

 

やっとこさっとこ降りてきました。

下るのに3時間ぐらいかかったと思います。

下りはけっこう足に来ます。

日ごろからのトレーニングが欠かせないとつくづく思います。

これだけのことなのに疲労困憊です。

どう考えても、体調を整えてから登った方がいいですね。

 

来光のほかに 、夜間に登ることのメリットは、

星がきれい、ということですね。

都会ではあまり星は見られないのでけっこう貴重です。

もっとも、雨が降らなければ、という条件付きですが…。

 

たぶん、今年は登れないと思いますが、

そのうちにまた登ってみたいですね。 

 

 それでは、ごきげんよう。